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タイトル 東方二十世紀少女
サークル 羽っ鳥もさく共和国
主な作家 羽鳥風画
ジャンル ピアノ
「もし幻想郷が、フランスにあったら…?」
そんなコンセプトで編まれたのがこのCD。
収録されている曲は、20世紀のフランスで流行したような曲調らしい。
今回も詳しいことはさっぱりわからんのだけれども、
当時編者はフランスに留学していたほどであるから、やはりその腕は確かなものなのだろう。
このCDの面白いところは、何と言ってもこの2曲。
『Ayabèsque ~アヤベスク』 (原曲:風神少女)
『Poisopèdie ~ポイゾペディ』 (原曲:ポイズンボディ ~ Forsaken Doll)
前者は、ドビュッシーの『二つのアラベスク』を、
後者は、サティの『ジムノペディ』を意識したものである。
二つの異なる曲を上手く融合させているのだから凄いといわざるを得ない。
原曲同士を聞き比べればかなり楽しめる曲だろう。
またCDの最後には、亡き王女の為のセプテットの元ネタにもなっている、
『亡き王女のためのパヴァーヌ』のアレンジ曲も収録されている。
こんな曲まで入っているのは珍しいのではないだろうか。
お気に入りの一曲は、『Sonate pour violon et piano ~春色小径』
「春色小径 ~ Colorful Path」のアレンジは、他の曲に比べて少ないように思う。
ピアノの運びが凝っていて、軽快な雰囲気がある一曲。
バイオリンっぽい高音もなかなかいい味を出しているんじゃないかな。
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