まとめサイトさんに関して

音速が遅い話題その４
最近の自作品をまとめてくださったサイトさんが多数存在するようです。

蛇屋さん
(仮)ブーン系祭りまとめサイトさん
７xさん
（　＾ω＾）劇団内藤一座さん
オムライスさん


その全てを把握している訳ではないのですが、私の知りうる範囲で感謝の意を表明させていただきます。
本来なら一つ一つのサイトさんに直接コメントするべきなのでしょうが、少しばかり気恥ずかしいのでこの場を代用させてもらいます。






それと、考えたことを少しだけ語っていきます。
きっかけはブーンミコ酢さんのところで読んだ作品。


（　＾ω＾）が経済について考えるようです。


いわゆる知識系のお話ですね。
地の文無しでこういった作品を作り上げていることは凄いことだと思います。
何も知らない人にわかりやすく伝えることは非常に難しいことです。

そしてなんとなくですが、１つ気になることがありました。

ブーン系界隈ってかなり閉鎖的なんだなあ、と。
これはやる夫スレなんかにも浸っている者の偏見なのかもしれませんが、ここからちょっと考えてみたいと思います。



ブーン系小説と言うのは、基本的にはVIPという板に投下して、専門のまとめサイトさんにまとめてもらうことが多いです。
スレの雰囲気も他のスレとはちょっと変わっていて、スレ主の書き込みをその他の人間が読んでいく感じになります。読者はスレ主が投下しやすいように、「支援」や「ｗｋｔｋ」、ちょっとした雑談をすることによって、さる規制を防止することがマナーになっていますね。

このことはやる夫スレでも似たことだと思います。
でも、決定的に違うのが、前述のまとめサイトの存在です。



やる夫スレは、最近はちょっと変わってきていますけれども、基本的にはいわゆるコピペブログが片手間にまとめていることが多いです。と言うことは、そこには他のVIPのスレなどがまとめられていて、その作品は自然と多くの人の目に触れるようになっている訳です。

ところがブーン系の場合は勝手が違います。そこには「専門の」まとめサイトさんが存在して、ブーン系住人だけが集まるコミュニティーができている訳です。
そしてそこでは、アルファがどうとか、btcmがどうとかと言ったように、新参の人が理解しづらいような略語が使われたりしています。

例外としては蛇屋さんが挙げられるかもしれません。あそこはなんとなくコピペブログらしい感じがします。




いずれにせよブーン系というジャンルは、書き手から読み手までが一貫して同じ輪の中にいるように思えます。身内だけでワイワイやって、自給自足の生活を送るような感じでしょうか。何かのきっかけがないと、よそ者はその中には入ってきませんし、入ってこれません。

自分はこれが悪いことだとは思いません。確かに内輪だけでやっていれば、作品の求めていることや、作品に求められていることがわかりやすく、総じて作品のレベルは上がっていきますから。

ただ私は、それはなんとなくもったいないなあ、と感じています。

作者や読者のレベルが上がっていくにつれて、レベル１の新参には敷居が高くなってしまうのでしょう。
地の文が多い作品は面白いのですが、三行以上を読めないと言われるようなVIPPERには敬遠されてしまいます。話数が多い作品は話に厚みが出て感動できますが、飽きっぽいVIPPERは途中で投げ出してしまうかもしれません。




ちょっと話がそれてしまいました。
自分が言いたいのは、ブーン系専門のまとめサイト以外でまとめられる作品が、あまりにも少ないように思う、と言うことです。


前述の経済話の他には、こんな話がありました。

ブーンはチベットについて何も知らないようです（＾ω＾　）

奇しくも、また知識系のお話ですね。
1スレ完結で、地の文もほぼないスレです。
また、コピペブログにもまとめられている作品でもあります。

上のリンク先は別府ログまとめさんのものですが、コピペブログのものと比較してみるとなかなか面白いと思います。




最後に。

私はこの記事で、まとめサイトに変われと言っている訳ではありません。
作者や読者に対して、態度を改めろと諌めている訳でもありません。

私のリサーチ能力が低いために、おかしい主張も間々あると思います。
ただただ、閉鎖的だなあと感じただけなので、あまり真剣には受け止めないで下さい。



また、比較として挙げたやる夫スレでも、最近は閉塞感が強まっていることも書いておきます。
具体的には、やる夫は翠星石とくっついたり、やらない夫は朝倉さんと組み合わせたり、などです。

思うに、その系統の分野が成長していくと、だんだん閉鎖的になっていくのではないでしょうか。

だとすると、今後やる夫スレも、ブーン系のようになって行くのかもしれません。
実際やる夫スレ専門のまとめサイトも現れ始めていますしね。





だらだらと長く書いてしまいましたが、私が考えたことは以上です。