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例のごとくここで見ただけだが。
ヨゼフ・シモン・ガリエニ
フランスの軍人。
病気のために退役していたが、ドイツ軍がパリに迫る中現役に復帰。
パリ防衛軍を組織して首都防衛の任にあたる。
ドイツ軍はパリ直前で補給が続かなくなって僅かに進路を変更したが、
ガリエニはその隙を見逃さなかった。
パリから打って出た防衛軍は脇腹を見せたドイツ軍に対し、
総攻撃をしかけて、ついにドイツ軍の進撃を阻止することに成功する。
その後更に病気が悪化し大戦中に死去。
ラドミール・プトニック
セルビアの軍人。
大戦勃発時病気療養のためチェコに滞在していたので、
オーストリアに拘留されてしまったが、結局はオーストリア皇帝の指示でに釈放された。
セルビアに帰国後はオーストリアの陸軍を退けるために奮闘する。
国境の川を越えようとするオーストリア軍をその巧みな作戦でことごとく押さえ込んで、
一時は国内深くまで侵入を許してしまうが、それをも跳ね返す活躍を見せる。
ところがドイツの常勝将軍がやってきたり、
隣国ブルガリアが敵側に回ってしまったために、セルビア軍は総崩れとなってしまった。
ただそのような中でも、川に爆弾を浮かべたり、自殺覚悟の攻撃を仕掛けるなどして、
最後の最後まで中央同盟国を苦しめ、最終的にはセルビア軍の国外脱出を成功させている。
酷寒の中の脱出劇はプトニックの健康に悪影響を与えた。
セルビア全土が占領されている中、彼は脱出先のフランスで病死した。
人生の最後まで戦おうとしたその気概がすごい。
こういった老人無双な話って結構感動しない?
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