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1000モリタポ送っときました。
ご確認くださいな。
それと、作品を読ませてもらいました。
ちょっとだけ感想を書かせてください。
地の文が凄いですねー。量といい質といい、読み応えがありました。
こういう文章を追う時は目が滑りやすいので、やっぱり縦書きで読みたいですね。
横文字で読まざるを得ないのが非常に残念でなりません。
とは言え、文の長さや改行からは、少しでも読者が読みやすいよう工夫をされたことが読み取れました。
多くの文章は短く作られていて、ほとんどの段落が三行でまとまっているなど、
私が読んだ限りでは、横文字でもだいぶ読みやすい作品だという印象を受けました。
こう言った配慮は、読者にとっては非常にありがたいです。
しかしながら、このように膨大な文章量のために、二つほど気になる点がありました。
一つは、記述に問題のある文が端々に見られることです。
修飾の仕方がおかしかったり、主語と述語がかみ合っていなかったりなどのケアレスミスが散見されました。
なまじ作りこんである文章なために、これらの細かな誤りが余計に目に付いてしまい残念に思います。
助詞の扱いや句読点の使い方など、確認すべき部分は多々あるとは思いますが、
投下に際してもう一度だけ確認してみてはどうでしょうか。
もう一つは、体言止めと現在形です。
これらは、テンポ良くものごとを描写するのには効果的な技法なのでしょう。
しかしながらあまりに多用しすぎると、逆に読者側は置いてかれてしまいます。
一行ごとに場面が移り変わることには軽快なイメージがありますが、
逆に一行でも飛ばしてしまうと、とたんに雰囲気がつかめなくなるという短所もあるのです。
上に記したとおり横文字は頭に入ってきにくいため、この短所は致命的だと思います。
ために、体言止めや現在形の動詞を使う時は、少しばかり慎重になった方がいいかもしれません。
まあ、私自身があまりこれらの手法を好まないものですから、この部分は少しばかり割り引いてください。
さて、肝心のストーリー展開ですが、気になったところを一つだけ挙げたいと思います。
それは視点の変化がわかり辛かったことです。
最初に読み進めていった時、私は主人公と魔女の二人しか登場人物がいないものだと考えていました。
これは、まだ話がほとんど展開していない中で、
・プロローグに出てくる少女
・少女と同じ能力を持った主人公
・謎の力を持つ魔女
三人もの名無しが現れたため、人物の整理をするのが大変だったためです。
そのためプロローグには伏線(?)がありますが、あまりぱっとしない印象を受けてしまいました。
一方で魔女に視点が移った時も、その展開に追いつくことができませんでした。
それまでの長い描写が主人公の一人称だけだったため、
これからの話も主人公視点で続くのではないかと思い込んでいたからです。
また、プロローグの少女と同様、魔女も迫害されていると言う描写があったため、
魔女と少女の区別がすぐにはできなかったこともあると思います。
失礼ですけれども、素人ながら、これらの問題の改善方法を考えてみました。
一つは、プロローグの最後に、「友達」についての描写を入れてみてはどうでしょうか。
こうすることによって、プロローグの少女と本編の主人公が別人であることがはっきりするかと思います。
もう一つ。
魔女視点に切り替わる時、彼女に関した話題を入れてみたらどうでしょう。
たとえば、私は魔女と呼ばれているなどとAAに説明させたりすれば、視点の変化がより明快になると思います。
ごめんなさい。素人がでしゃばった結果、長くなってしまいました。
結論から言えば、大変続きが気になる短編です。
今のままでは少女についての記述が圧倒的に不足していますし、
魔女の境遇もかなり掘り下げることができると思います。
いくつかのクセを抱えながらも、非公開さんは地の文の扱いに長けていますから、
その武器を生かして続編を作ってみてください。
これからの展開をどうやってまとめていくのか、大変興味があります。
おそらく今後1ヶ月程度はお忙しいとお見受けしますが、
続きを投下することがあったら、ご連絡頂けるとありがたいです。
その時は一介の読者として、支援をさせてもらいたいと思います。
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